現在、私は都内でフルタイムの仕事をしながら、大学で数学を学んでいます。仕事ではチームを統括する立場で、多忙な毎日を過ごしていますが、大学で学んだ数学を活かし、大学院でAIの研究を行うため、2027年4月の入学を目標に計画的に準備を進めています。
ただ、私自身が10年ぶりに大学に入学し、講義を受けながら必要な知識をキャッチアップしてきましたが、仕事と両立していることで復習の時間が十分に取れず、学んだ知識が定着しにくいと感じていました。
また、一部高校数学を忘れていることもあり、いきなり専門的な内容を学ぼうとしてもつまずくことがあります。
そのため、改めて大学1年レベルから勉強をし直しているところです。
この記事は「しばらく大学数学から離れていたが、再学習したい人」がメインターゲットですが、以下の人たちにも有用です。
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これから大学数学を学ぶ人
- 工学部等の非数学科で数学を使う人
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文系でも数学を使う人
そんな私が、大学数学の基礎を改めて学び直す際におすすめしたい参考書があります。それが『初めから学べる大学数学キャンパス・ゼミ』です。この書籍は、大学数学初学者や、しばらく数学から離れていた人、さらには高校数学の知識があやふやな人にも適した内容となっています。
『初めから学べる大学数学キャンパス・ゼミ』の特徴
この参考書の特徴は、高校数学と大学数学の橋渡しをする内容であることです。
大学数学に進むにあたって必要となる基礎知識を、一部高校数学の復習を交えながら、しっかりと習得できる構成になっています。
また、解説と演習問題がセットになっているため、理論を学ぶだけでなく、実践的な演習を通して理解を深めることができます。
本書で学べる主な内容
本書では、大学数学の基礎として以下の分野が扱われています。
私がこの参考書を活用する理由
冒頭にも書きましたが、私は約10年ぶりに大学に入学し、講義を受けながら必要な知識をキャッチアップしてきました。
しかし、仕事の都合上、復習の時間が足りず、学んだ内容が十分に定着していないと感じています。
そこで、大学数学の基礎を再確認し、より確実な知識にするために、この参考書を活用することにしました。
どんな人におすすめか?
この本は、以下のような人に特におすすめです。
- しばらく大学数学から離れていたが、再学習したい人
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これから大学数学を学ぶ人
- 工学部等の非数学科で数学を使う人
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文系でも数学を使う人
近年、文系でもデータ分析や統計など数学を使う分野が増えており、数学を全く使わない人は少なくなってきています。そのため、基礎的な大学数学を学ぶことは、多くの人にとって有益なスキルとなるでしょう。
注意点
ただし、この本は大学数学の全範囲を網羅しているわけではなく、大学院入試レベルには到達できません。したがって、これを足がかりに、より専門的な分野を深く学ぶ必要があります。
まとめ
『初めから学べる大学数学キャンパス・ゼミ』は、大学数学の基礎を身につけるための優れた参考書です。私自身もこの本を活用しながら学び直しを進めています。これから大学数学を学ぶ人や、数学を仕事で活用したい人にとって、ぜひ手に取ってほしい一冊です。